2画面でない、とにかく高速・高機能なキーボードファイラー「SpringM」

ファイラーというソフトウェアがあります。
まんま、「ファイルを扱うソフトウェア」って感じの意味なのですが、一番有名なのはOS同梱の「エクスプローラー」だと思います。WinキーとEで起動するアレですね。
 
それで十分じゃない?って人もきっと多いと思うのですが、その他のファイラーをおすすめする理由(というか自分が使っている理由)としては以下の3点があります。
・よく使うフォルダを登録して簡単に参照できる(IEのお気に入りのような感じで)など多機能
エクスプローラーより処理が軽い(ソフトによる)
・ショートカットキーが多彩で、キーボードに慣れている人にとっては高速で作業できる 
たいていの有名なファイラーはこれを満たしているのですが、その中でもおすすめなのがSpringMです。
 
あ、他には2画面式のファイラーであるDynaファイラーなども人気があるみたいなんですが、どうも2画面ファイラーは苦手で。
2画面ファイラーってのは、一つのウィンドウが左右に分割されて、左に一つ、右に一つフォルダを開くことができます。
これ、しょっちゅういろんなフォルダにコピー&ペーストしなきゃいけない時には便利なんですが、その他の作業の時には右側があんまり意味なく感じてしまうんですよね。
 
さて、このSpringMですが、2画面式でなく、キーボード操作主体で操作ができる軽いファイラが欲しい、なんて向きにはかなり良いファイラだと思います。画面はもの凄くシンプルで、DOS風自体のファイラ風、といえば何となくわかるでしょうか。
とにかく高速でカスタマイズ性も高く、自分にあった使いやすいファイラを作ることができます。
キーボード操作には慣れるまで少し時間が掛かるかもしれませんが、慣れてしまうととにかく便利の一言です。K押すだけで新規フォルダ作れたりとか。
 
SpringMはずいぶんの間開発が止まっていたので2000、XPなどのOSでは一部動かない機能(ハードディスクの容量表示など)がありますが、それを修正するパッチが別の方のページで公開され、機能的な不満は殆どなくなっています。
 
●SpringM(VectorのDLページ) (url)

●K.Takata's software : SpringM Patch (url)