2009-10-18から1日間の記事一覧

平山夢明「異常快楽殺人」

実際に存在する殺人者を、ホラー作家の平山夢明が描いたノンフィクション。 ハンニバルのモデルになった、米国最悪の殺人鬼などの人生をそれぞれ生々しく描いた傑作。 「一番怖いのは人間」ってのは実に使い古された言葉ですが、それを心から実感できます。 …

畠中恵「百万の手」

時代物が有名な、畠中恵の現代モノ。 二転三転するストーリーと、えらく読みやすい文体がとても印象的。 軽くって面白い、まさにエンタメ!って感じ。 しかし、この人の小説は本当に女の人が書いた、って感じだなぁ。 異様に男性間の友情をきれいに書いたり(…

畠中恵「アイスクリン強し」

明治の、まだ洋菓子が広まっていなかったころの、お菓子職人とその仲間たちのドタバタ劇。 登場人物のキャラが立ってて、なんというか少女漫画的なお話でした。 パティシエと元旗本の無頼漢と貿易商の娘、がメインの登場人物、ってとこもすごくそんな感じ。 …

恩田陸「夜のピクニック」

本屋大賞受賞作。 ひたすら朝から晩まで団体で歩く、という、イベントを毎年学校行事として行っている高校のお話。 ものすごく読みやすくて、そしてものすごく真っ当な青春モノ。 高校生のとき、当たり前のように感じていた感覚を少し思い出しました。 高校…

最前線

システム検討とかも業務に入ってきたものの、 己の足りなさに腹立つ毎日。 毎日ぼっこぼっこっすわー。 今の開発は、ジャズの即興演奏って感じ。 生き物みたいに要求仕様は変わっていって それに破綻がないように対応していく。 ハマればすごい物ができるや…