岩崎 夏海「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」
もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら
- 作者: 岩崎夏海
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2009/12/04
- メディア: 単行本
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公立高校野球部のマネージャーみなみは、ふとしたことでドラッカーの経営書『マネジメント』に出会います。はじめは難しさにとまどうのですが、野球部を強くするのにドラッカーが役立つことに気付きます。みなみと親友の夕紀、そして野球部の仲間たちが、ドラッカーの教えをもとに力を合わせて甲子園を目指す青春物語。家庭、学校、会社、NPO…ひとがあつまっているすべての組織で役立つ本。
:(272page):アマゾン紹介より引用
感想
高校野球の「顧客」は誰か、「事業」は何か、
っていうのは難しい問題ですねえ。
あのへんとてもワクワクしながら読み進めてしまったw。
この本は、わかり易くって、そもそも「経営」て何ですか?
って人でもガンガン読み進められそうな感じ。
「経営」は、多くの人に馴染みがないもの。
それを、身近な高校野球を題材にして分かりやすく描く、
ってのいうのはすごいなぁ、としみじみと感じた。
なにより、主人公がドラッカーの言葉を真摯に実践している姿は
ぐっとくるものがある。
俺、マネジメントとか読んだけど、ここまで学習&実践できてねーわ、という。
もちろん読み物ですから、ってのもあるけど、もっとアンテナ磨かないと!
とちょっとテンションが上がった。
ただ、この本の後に「マネジメント」とか「プロフェッショナルの条件」とか読んだら挫折しないかなぁ、、w。
ドラッカーの言葉はとても抽象的だから、で俺はどうしたらいいんだよ!?
と思えちゃうんじゃないか。。
(俺はそう思った)
ドラッカー初心者の自分としては、
ドラッカー入門だと上田先生の三分間ドラッカーの本がわかりやすかった。
この本を読んで、ドラッカーってどんなこと言った人なんだろう、
って興味が湧いたら、↓の本がオススメ。
- 作者: 上田惇生
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2009/10/09
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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3分間ドラッカー 「経営学の巨人」の名言・至言
http://diamond.jp/category/s-drucker_3m
Webでも本の元になった連載のバックナンバーを一応読めますが、
本の方が上田先生のわかりやすい解説が入っているのでおすすめですねー。