あげぽよはナマモノです

あげぽよ

ってのが流行語に入っていたので、意味しらべてみたら

あげ ・・・テンションを↑ること
ぽよ ・・・特に意味はない。なんか可愛いからつけてる
 
って感じらしいですね。
 
面白いなぁ。ぽよ、に意味が無いってところが、特にいいです。
 
これが異常に流行って定着すると、
1000年後の日本では古文の教科書に、

↑より消沈した様を表す
 さげぽよ
 さげさげ
 さげ
 あげ
 あげあげ
 あげぽよ
↓より興奮した様を表す
 
みたいに解説されたりするのかな?
よし/よろし/わろし/あし、みたいな感じで。
 
「ぽよ」の由来の説がそれぞれ紹介されてたりして。
(1)擬態語説
  「ぽよ」は2000年前後の日本で「弾む」様子を示す擬態語。
  気分が弾む様子を示したものである
  →さげぽよ、についている意味がわからない
(2)語感説(現在有力)
  特に意味がなく、当時の女学生のうちで語感のよさから付けるようになった

みたいな感じでね。擬態語説は今つくってみました。
  
 
未来の学者が、
「ぽよ」の由来は何か!とか学会で喧々囂々やったりするのを考えると、
滑稽なような、嬉しいような不思議な気分になります。
俺は今から1000年後からすりゃ「古典の世界」に生きていることになるんだなぁ。
 
 
平安時代の人が、
今の正しい日本語論争とか見たら、俺みたいな気分になるのかな?
 
 
まァ与太話はさておき、
こういう、新しい言葉が生まれるのを見ると、
やっぱり言葉はナマモノだなぁ、としみじみと。
 
これから先、理解出来ない言葉がどんどん増えていくのだろうけれど、
日本語の乱れが嘆かわしい、とかじゃなくって、
こんな言葉あんのかよ面白ぇ!ってオモシロがり続けたいものだと思います。