谷川賢一「古代学への招待」

古代学は物証でなく、伝説などから古代の暮らしを推察する、ってのらしいんだけど、
それ妄想じゃない?って思っちゃうんだよな、、。

とても興味深い学問だと思うけど、、。

単純に自分の知識のなさを露呈するだけかもしれんけど、
論理の飛躍が多いような。。
水間 → ミマ → 味間 → ウマシマ
になったのは自明の理である!なんて一行で言い切っちゃうんだけど、
いやいやいや、自明じゃないだろ説明しろよwって思っちゃう。
 
次には人類が滅亡する!とか言い出しそうだよこのキバヤシ!(谷川先生です)
  
後、古代学の「招待」ってわりにはかなり難しかった。
邪馬台国の九州、畿内、東遷説とかはもちろん知った上で、
古事記の概要くらいは把握してないとついていけなくなるw。
 
ミマキイリヒコとか言われても覚えてねー、、。
時どき調べながら少しずつ読みました。
 
論証の正当性の判断がつくほど知識がないので、
学術的にどうかはさっぱりなんですが、
おもしろくてロマンのある考察や、古代人の生活についての言及が
いっぱいありました。
 
個人的には古代での水銀の扱われ方が面白かったな。