読書会

兼ねてから気になっていた読書会に参加。
 
単純に参加者がそれぞれ未読の本をその場で読んで紹介しあう、って感じのイベントです。
 
福岡で一時開催していたこともあったのですが、
単純にお勧めな本を紹介しあうだけ、って感じになってしまって、
読書会というよりお勧め本の紹介に終始しちゃってました。
 
本を読んで、どう表現するか、ってのの鍛錬したい、ってのが動機だったので、
ちょっと正直言うと残念な感じだったのですよね。
だから、今回のイベントにはとても期待していました。
 
結果は期待以上に良かった。
これ絶対俺のアンテナにかかんないわ、って本を結構紹介してもらえました。
後、こんなに面白く紹介できないわ、俺、みたいなのも。
 
利己的な遺伝子」の著者ドーキンスが書いた「神は妄想である」とか。
利己的遺伝子のノリで神書いたらそりゃえらいコトになるだろwww
と今から楽しみ。
物理学者が神を語る、みたいなのはアインシュタイン(サイコロ振らないとか)なんかをはじめとしてよくきくけど、
生物畑の人ではあまり聞かないから、そういう意味でも楽しそうだ。
やっぱ物理学は真理探究、みたいな側面が強いからかな、、。
 
後、ほかにもいっぱい。マジでほとんど俺読むだろうなぁ、、。
 
 
あ、俺はミーハーなので上田先生のドラッカー本で行きました。
近頃売れてるみたいだったので、気になってたのですよね。
ドラッカーは難しそうで構えてたけど、読みやすかった!
 
上田先生を通して纏められてものだからだろうけど、
すっと入ってきました。
(纏めた人のバイアスが入るんで、
本当は原著読むのがいいんでしょうけど、多いんですよねぇ、、。
ドラッカーの著書、、。)
 
思想的には、とても現実主義的ですごく好み。
かなり抽象的で、でどうすりゃいいのよ!?って思うところもあるけど、
抽象的だからこそ汎用性がある、ように思う。
胸の奥深くに、俺はこういうもの目指すぞ!って指針としてずっと持っておきたい、
そんな言葉や考え方がいっぱいでした。
自分が持ってる目標を、いろんな言葉で表してくれてて。
初心に帰りたい時に読もうと思えるとてもいい本。
 
それにしても、30分で読んで、要約して紹介、って死ぬほど疲れた。
薄めの300P位の本なのに、大体半分くらいしか内容把握できなかったのに。
  
今の俺だと、語るべき点が定まっててそれをロジカルに記述、
ってタイプの本でやっと要約できるってレベルだってのがわかった。
(この手の本はひとつの証明に一直線なので、その証明をどう裏付けてるか、
って感じに読むととても簡単にまとめられる)
 
もっと短時間で、難しい本も簡潔に纏められるようにならなきゃ。
後、もっと早く読めるようになりたいな。