「ヱヴァンゲリオン新劇場版:破」感想
見てきました。
あーもう畜生!!面白すぎだろ!!
以下ネタバレ。
本当に見てない人で見る予定の人は絶対に見ないほうがいいです。
もったいなさ過ぎる。
新劇場版は、アニメ版・旧劇場版の「なぞりなおし」なのですが、今回は一気にズラしてきましたね。
●参号機事件前
食事風景(人間版)。
最初は映画全体に幸せな雰囲気が漂っていました。
「これならなんとかなるんじゃないか、何もかも」なんて雰囲気。なんというか、登場人物全員が幸せになれるんじゃないか、みたいな。
シンジとゲンドウはきちんと父子の関係を作り、レイもその輪の中にいて、アスカも一人ぼっちではなくなるような。
「コミュニケーション不全」が正攻法で解決される、というIF。
それはきっと、なんだかんだでファンが見たかった光景ではあると思うのです。あれほど旧エヴァが衝撃的だったからこそ、もし、こうだったら、と考えずにはいられない。
気に入ったキャラクターだからこそ、幸福に満ちた結末を見てみたい、と思うのですよねー。
もちろん、そんな展開はやはり旧エヴァとは別物で、一抹の寂しさを感じるのも事実ですがw、この中盤までの流れは見ていてとても楽しかった。(正直ストローやらのああいうシーンが多かったのはちょっと嫌でしたが)
そして、その展開を象徴するキーワードである「食事」をこう持っていくとは。
畜生やられた!
参号機事件〜終盤
食事風景(使徒版)。
アスカが参号機に乗るのはうれしい展開。(予告編で隻眼とは言え元気になることがほぼわかったからいえる台詞ですが)
パンフのインタビューにもありましたが、旧エヴァだと、ストーリーの傍流で傷ついて復活して勝手に成長、って感じでしたもん。
ただ、例のエントリープラグ噛み砕きシーンはもう目を背けたくなりました。
途中の臓物引き出しなんかよりもキツい。あれで「これまでの幸せな展開」を完全にぶっ壊したわけですからね。。
その後は「食事」の意趣返しとしか思えん、ゼルエルの捕食ですし。
そして、そのストレスを受けた後のゼルエル戦の盛り上がりは・・・!
ただでさえ漢度の高い「男の戦い」を、ヒーローしてる「破」シンジがやっちまうわけですよ。
「二人目」死ななかったよ!
となると三人目は補完されないのかな。
しっかし、どうつなげるんでしょうねえ。Qが気になる。
ネブカドネザルの鍵って何!?とか、色々謎はつきませんしね。
ネブカドネザルというと2世がバビロン捕囚、くらいしかわからん。
以下適当に感想を。
シンジ
「ヒーロー」してましたね。
ゼルエル戦の格好よさは異常。
ぽかぽか
いろんな人が間違いなく書くでしょうが。
ぽかぽかは反則。
直球ど真ん中の剛速球ですよ。
あんなもん討ち取られるに決まってんだろ・・・!