海道尊「極北クレイマー」

今回のテーマは「地域医療」。
作者は医療関係者なだけあって、現場はこんなにひでぇんだよ!
ということを生々しく描いています。
 
劇中の医療事故起訴事件は実際にあった事件をモデルにしているようで、その裏に働いた力学はとても面白いです。もちろんフィクションとして(現実がどうかはわかりませんしね)。
おそらく極北市のモデルは夕張なのかな。
 
シリーズに登場してきたキャラクターが少しだけ登場します。螺鈿のあの人とかジェネラルとか。
大体意味ありげに登場して、たいした役割をしない人物は大抵別の作品に関連してます。読んでない人からするとコイツ誰!?ってなることは多いんじゃないかな。
 
ま、それはそれでほかのシリーズを読む楽しみが出るってもんですが。