武士道シックスティーンがアフタで連載される件

アフタヌーン今月号の巻頭で、
武士道シックスティーンが「しおんの王」の安藤慈朗画で7月号から連載されるという告知が!!
  
ついこないだ武士道シックスティーンの続編、武士道セブンティーンを読んだばっかなので本当に驚きました。
 
このシリーズは、簡単にいえば剛・柔という全く異なるタイプの剣道やってる女の子二人の話なんですけども。女の子と武道、という組み合わせをきっちり爽やかに描いてて、実に楽しく読める小説なのです。
 
爽やかに、つっても事実と相反することが書かれてるわけでもなくて、やっぱ篭手は臭そうで、夏の練習のあとは汗べったべったしてそうなw。
でも爽やか、ってのは本当に人間の描写がほんっとうに生き生きとしてるのですよね。 

最初は文体が女の子の語り口調でちょっとなー、という感じだったのですが、慣れるときにならず生き生きと脳内をところ狭しと動き回ります。
そんな中で、剣道の試合の駆け引きを緊迫感たっぷりに描いてるのがまた良いのです。
 
と、こんな具合の小説だったのですが(前置きなげぇ)、この小説を、将棋の女流プロを可愛く・勝負の臨場感をがっつり描いた「しおんの王」の安藤慈朗が書くというのですからテンションもあがろうってもんなのです。
 
単純に女の子のマイナージャンルでの「勝負」もの、という共通点だけではありません。
サスペンス要素が濃かった「しおんの王」と、「武士道」の作者も警察小説が得手であり、いくばくかの「そういう」シーンがあるのですよ。
これをどう描くのか、それも楽しみでたまりません。
 
この組み合わせは合いすぎてて、両方好きな自分としてはたまらん。
ああー早く7月号うられねえかな(5月25日発売予定)!超みてぇ!