ATOK

高校生の時、学校のパソコンに入っていた日本語入力ソフトはATOKでした。MSIMEに比べると、変換精度や機能が段違いなのにびっくりした覚えがあります。
MSIMEってなんでこんなアホみたいな文節区切んだよ!ってうんざりしてる方や、文章をPCでよく書く人にはとてもおすすめなソフトです。
MSIMEは確か現在開発が中国で行われているので、発展性も国産のIMEであるATOKに分があるのでは、と個人的に思っています。日本語の文節区切りにはやっぱりネイティブの感覚がある方が有利なのは間違いないでしょうし。
 
さて、そんなATOKが先日バージョンアップしました。
携帯でおなじみの推測変換や、検索している単語の辞書的な意味(辞書は広辞苑六版)が変換中に表示されるATOKダイレクトなど、これでもかと新機能が導入されておりとても使い勝手がいいものになってます。話し言葉も比較的違和感なく変換できるのも素晴らしいです。
 
後、個人的には細切れ学習がとてもありがたい。
細切れ学習とは、

これまで一度の入力では思うように変換できず区切り直し操作が必要だった単語を、一度細切れで入力した後はATOKが学習し、次回からはそのままスムーズに変換できるようにした機能が「細切れ変換」です。例えば、最初の設定では、一文節としては変換できない「亮君」を「りょう」「くん」とそれぞれに変換したとき、次回からは「りょうくん」と入力・変換するだけで「亮君」の候補が表示されるようになります。

という機能でして、略称などを入力するのが一段と楽になります。

ATOK2008
http://www.justsystems.com/jp/products/atok/