Transcend 8GB T.sonic 320使用感

一週間ほどTranscend 8GB T.sonic 320(以下T.sonic)を使用したレビューを。 
基本的な用途は※通勤・帰宅の英会話学習と音楽鑑賞。
※所要時間は片道、電車・バス計一時間強くらい
 
まとめれば、5000円以下の値段の割には十分すぎる機能があるものの、ボタンが固めなどクセのある操作性がある機種、といった感じかな。
昔は当たり前だった、ファイルの転送がエクスプローラーでドラッグ&ドロップ、というのも珍しいし。
 
以下からちょっぴり詳しいレビュー。
まず付属物について。

イヤホン

付属のイヤホンは微妙。。。でもまあ付属のイヤホンそのまま使う人はあんまりいないと思うので、問題ないかな。
俺はイヤホンは耳が痛くなるので、手持ちの耳にすっぽり入るインナーホンを使ってます。
 

外見

外見はこんな具合。液晶が波打ってるようにうつってますがただの光の加減ですよ。
それほど安っぽいという感じもせず、
実用本位といった感じを受けます。(思いっきり主観ですが)
ただ日光の下だと笑えるほど液晶は見えません。
手で影を作るなりしないと見えないですねー。
 

説明書

この機種は多言語対応なのですが、その言語ごとの説明が一冊にまとめられてます。
中国語、韓国語、英語、フランス語・・・みたいな感じでね。
日本語の部分を探すのがまず大変で、しかも小さくて見づらいです。
以下でダウンロードできるのでこちらで読むのがお勧めかな。
"T.Sonic320説明書" 
次に使用感について。

操作性

ボタン操作が固めでしっかり押さないと反応しないことと、フォルダ移動が少し遅めなので、今聞きたいのこれ!次これ!と音楽をつまみ食いするような使い方には向きません。 
こういう使い方をしたい人はIPodとかの方がお勧めですね。
 
ひとつプレイリスト・アルバムを決め、その中の曲を順番・ランダムに聴く、という使い方ならば全く問題はないです。
 
また、ボタン操作が固めのため満員電車だろうがめったなことでは誤操作しません。HOLD機能ついてますがあんまり使わずとも大丈夫。
 

転送について

転送は何かソフトを使うわけではなく、単純にファイルをコピーするだけ。
USBメモリにファイルを保存する要領で、楽曲ファイルをコピーしていきます。
 
んで、ここで重要なのは、勝手にIDタグ呼んでアルバム・アーティストごとに分類してくれない、ということです。
T.Sonic内のフォルダ階層での分類しかできません。
「○○のフォルダ内の曲をかける」か「プレイリストの曲をかける」の二択しかないのです。
WMPやiTuneでは録音する際、基本的に楽曲のアーティスト・アルバムごとにフォルダを作って管理してくれているので、たいていの環境の人ならば問題はないと思います。
 
また、何か専用ソフトがあるわけではないですから、同期などの機能はありません。
必要ならば適当なフリーウェアのバックアップソフトでも使えば良いかな、と思います。
ソフト入れなくても、バッチファイルでも書けばいいしね。
 

英語のリスニングについて

再生スピードの調整(0.67、0.80、1.00、1.14、1.33倍速が可能)が便利。
英文に慣れてくると少し早めにする、難しいなら遅めに、など、自分なりのペースでリスニングができます。
 

音楽鑑賞

あまりこの用途には使っていませんが、イコライザーがついており自分好みの音で聴けます。
音質は普通に聞く分には不満点はないですね。
 

バッテリー・充電

バッテリーは12時間以上は持つと思います。
ただ、充電が起動しているPCに挿さないとならないのがネックですね。
 
普段家ではそんなにPC使わないし、職場のPCで情報保守上問題があるのでUSBメモリは使えません。
以下みたいなコンセントから直接充電できるものを買ったほうがいいです。
 
↓こんなの
プロテック P-2WAY
 
携帯やDSの充電をUSBでできるコードは広く売られているので、これひとつとコード類を持っていれば、コンパクトに充電機器を持ち歩けます。
USBから充電するガジェットを持っている人なら持っておいて損はないかも。